
2026年6月10日、牛めしチェーン「松屋」の新業態「松屋PREMIUM 銀座店」が、百貨店・松屋銀座の地下1階にオープンしました。通常の松屋とは一線を画す「高級志向」のこの店舗には、神戸牛を使った1,390円の牛めしをはじめ、百貨店限定のプレミアムメニューが並びます。
オープン当日には50人以上の行列ができるなど、大きな注目を集めている松屋PREMIUM。でも、「具体的にどんなメニューがあるの?」「価格はどれくらい?」「営業時間は?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、松屋PREMIUM銀座店の全メニュー、価格、営業時間、場所などの基本情報から、通常の松屋との違い、そして誕生の背景まで、詳しくご紹介していきます。
松屋PREMIUM 銀座店の基本情報
まずは、松屋PREMIUM 銀座店の基本的な情報から押さえておきましょう。
店舗の場所とアクセス
住所: 東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座 地下1階 弁当・惣菜売場
松屋PREMIUM銀座店は、百貨店「松屋銀座」の地下1階、弁当・惣菜売場エリアに位置しています。銀座駅からすぐのアクセスの良さも魅力です。売場面積は約5.05㎡(1.53坪)とコンパクトながら、百貨店ならではの高級感ある雰囲気に仕上がっています。
営業時間
通常: 11:00〜20:00
日曜・連休最終日: 11:00〜19:30
通常の松屋が24時間営業や深夜まで営業している店舗が多いのに対し、松屋PREMIUMは百貨店の営業時間に合わせた時間設定になっています。ランチタイムからディナータイムまでカバーしているので、お昼の贅沢ランチにも、仕事帰りのご褒美ディナーにも利用できますね。
オープン日と背景
松屋PREMIUM銀座店は、2026年6月10日にオープンしました。これは牛めしチェーン「松屋」にとって、百貨店への初の常設出店となる記念すべき店舗です。
実は、この出店には約7年もの構想期間があったとされています。2025年4月、松屋銀座の開店100周年企画として「松屋のニク活 in GINZA」というポップアップイベントが開催されました。このイベントでは、神戸牛を使った牛めし(1,100〜1,700円)など4種類の限定商品が販売され、記録的な反響を呼びました。
この大成功を受けて、「期間限定ではなく、いつでも買える常設店にしたい」という声が高まり、2026年の常設出店が実現したのです。牛めしの「松屋」と百貨店の「松屋銀座」という「W松屋」のコラボレーションは、多くのメディアでも話題になりました。
松屋PREMIUM銀座店の全メニューと価格
それでは、松屋PREMIUM銀座店で提供されている全メニューを詳しく見ていきましょう。現在、4カテゴリー7商品が展開されています。
神戸牛牛めしシリーズ
松屋PREMIUMの目玉商品が、この神戸牛牛めしシリーズです。
神戸牛牛めし:1,390円(税込)
最高級ブランド牛である神戸牛を贅沢に使用した牛めしです。通常の松屋の牛めし並盛が460円前後であることを考えると、約3倍の価格設定。でも、それだけの価値がある特別な一品に仕上がっています。
神戸牛の美味しさを最大限に引き出すため、通常店舗とは異なる独自の調理方法を採用しているとのこと。焼き上げることで香ばしさと旨みを引き出し、神戸牛ならではの上質な味わいを楽しめます。
肉倍量神戸牛牛めし:2,080円(税込)
神戸牛牛めしの肉の量を2倍にした、さらに贅沢な一品です。「せっかくだから思いっきり神戸牛を味わいたい!」という方におすすめ。通常の松屋の牛めしと比べると約4倍以上の価格ですが、特別な日のご褒美や、大切な方への手土産にぴったりです。
国産黒毛和牛・国産豚を使った惣菜シリーズ
松屋PREMIUMは牛めしだけではありません。国産食材にこだわった惣菜メニューも充実しています。
国産黒毛和牛のうまトマハンバーグ:約1,681円(税込)
国産黒毛和牛を100%使用したハンバーグに、ブランド卵の半熟卵をトッピングした一品。トマトソースとの相性も抜群で、ご飯が進むこと間違いなしです。牛めし以外の選択肢としても人気が高いメニューです。
雪国育ちの濃厚トンテキ:約1,680円(税込)
国産豚150gをたっぷり使用した、ボリューム満点のトンテキです。「雪国育ち」というネーミングからも、厳選された上質な豚肉を使用していることが伝わってきますね。濃厚な味付けで、がっつり食べたい方にもおすすめです。
創業ビーフRichカレーシリーズ
松屋創業60周年を記念したプレミアムカレーシリーズも展開されています。
創業ビーフRichカレー:1,050円(税込)
カレーシリーズの中では最もリーズナブルな価格設定。それでも通常店舗のカレーとは一線を画す、リッチな味わいが楽しめます。「1,000円台前半で試してみたい」という方の入門編としてもおすすめです。
創業ビーフRichカレー×神戸牛:1,681円(税込)
プレミアムカレーに神戸牛をトッピングした豪華版。カレーの深い味わいと神戸牛の旨みが絶妙にマッチした一品です。
創業ビーフRichカレー×黒毛和牛ハンバーグ:1,681円(税込)
プレミアムカレーに国産黒毛和牛ハンバーグを組み合わせたメニュー。ボリュームもあり、満足度の高い一品です。
価格帯のまとめ
松屋PREMIUM銀座店の価格帯をまとめると、以下のようになります。
- 1,000円台前半: 創業ビーフRichカレー(1,050円)
- 1,300円台: 神戸牛牛めし(1,390円)
- 1,600円台: 各種惣菜・カレートッピング(1,680〜1,681円)
- 2,000円台: 肉倍量神戸牛牛めし(2,080円)
通常の松屋と比べるとかなり高価格帯ですが、百貨店の弁当・惣菜売場という立地を考えると、むしろ妥当な価格設定と言えるでしょう。「ちょっと贅沢したい日」や「特別な手土産」として選びやすい価格帯です。
通常の松屋との3つの大きな違い
松屋PREMIUMと通常の松屋では、何が違うのでしょうか。主な違いを3つのポイントで整理してみました。
1. 使用食材のグレード
通常の松屋: コストパフォーマンスを重視した食材選び
松屋PREMIUM: 神戸牛、国産黒毛和牛、国産豚など高級食材を使用
最も大きな違いは、やはり食材のグレードです。松屋PREMIUMでは、「ここでしか味わえない」をコンセプトに、最高級の国産食材にこだわっています。特に神戸牛を使用した牛めしは、通常店舗では絶対に食べられない特別なメニューです。
2. 調理方法
通常の松屋: 短時間で大量調理が可能な標準化された調理法
松屋PREMIUM: 食材の美味しさを最大限に引き出す独自の調理法
神戸牛牛めしでは、焼き上げることで香ばしさと旨みを引き出すなど、食材ごとに最適な調理方法が採用されています。チェーン店の効率性よりも、「美味しさ」を最優先にした調理が行われているのです。
3. ターゲット層と販売形態
通常の松屋: 主に男性ビジネスパーソン向け、店内飲食中心
松屋PREMIUM: 女性・シニア層など百貨店客向け、テイクアウト専門
松屋PREMIUMは百貨店の弁当・惣菜売場に出店しているため、店内飲食スペースはなく、すべてテイクアウト形式です。自宅で食べるのはもちろん、手土産や差し入れとしても想定されています。
ターゲットも、従来の「急いでいる男性ビジネスパーソン」だけでなく、「ちょっと良いものを自宅で食べたい女性やシニア層」「家族の食事を担う層」など、より幅広い客層を想定しているのが特徴です。
松屋PREMIUMが目指すビジネスモデル
松屋PREMIUMは、単なる「高級路線」の実験ではありません。明確なビジネス戦略に基づいた新業態なのです。
日商100万円を目指す高客単価モデル
流通業界の専門メディアによると、松屋PREMIUM銀座店は日商100万円を目指しているとされています。売場面積がわずか約5.05㎡(1.53坪)という超コンパクトな店舗で、この売上目標を達成するには、圧倒的な客単価の高さが必要です。
通常の松屋の客単価が500〜700円程度であるのに対し、松屋PREMIUMでは1,400〜1,800円程度と推定されます。つまり、約3倍の客単価。この高客単価モデルこそが、松屋PREMIUMの狙いなのです。
新たな客層の開拓
牛丼チェーンの主要客層は、長年「20〜40代男性ビジネスパーソン」が中心でした。しかし、松屋PREMIUMでは、これまでリーチできていなかった客層を狙っています。
- 女性客: 百貨店での買い物ついでに購入
- シニア層: 「良いものを少し」という志向
- ギフト需要: 手土産や差し入れとしての利用
- 家族向け: 「今日は特別」というハレの日需要
百貨店という立地を活かし、これまで牛丼チェーンに足を運ばなかった層にアプローチできるのが、松屋PREMIUMの大きな強みです。
松屋フーズの新たな収益の柱へ
2026年は、松屋フーズにとって創業60周年という節目の年。そんな記念すべき年に誕生した松屋PREMIUMは、今後の松屋フーズの新たな収益の柱として期待されています。
もし松屋PREMIUM銀座店が成功すれば、他の百貨店への展開や、ブランドの横展開も考えられるでしょう。「松屋=低価格の牛丼チェーン」というイメージを超えた、新しいブランド価値の創造にもつながる可能性があります。
「W松屋」コラボが実現した背景
牛めしの「松屋」と百貨店の「松屋銀座」。同じ「松屋」という名前を持つ2つの企業のコラボレーションは、どのようにして実現したのでしょうか。
7年越しの構想
松屋PREMIUM銀座店の出店には、約7年もの構想期間があったとされています。松屋フーズと松屋銀座の間で、「いつか一緒に何かできないか」という話が長年温められてきたのです。
同じ「松屋」という名前を持ちながら、まったく異なる業態。しかし、だからこそ「コラボしたら面白いのでは」というアイデアが生まれました。ただ、百貨店に牛丼チェーンが出店するというのは前例がなく、実現までには様々なハードルがあったと考えられます。
2025年のポップアップが転機に
転機となったのが、2025年4月に開催された「松屋のニク活 in GINZA」というポップアップイベントです。松屋銀座の開店100周年を記念したこのイベントで、初めて「W松屋」のコラボレーションが実現しました。
このイベントでは、神戸牛牛めし(1,100〜1,700円)など4種類の限定商品が販売され、記録的な反響を呼びました。「百貨店で高級牛めし」という意外性が話題を呼び、連日多くの客が訪れたのです。
常設店への道のり
ポップアップイベントの大成功を受けて、「期間限定ではもったいない。常設店にしたい」という声が高まりました。そこから約1年の準備期間を経て、2026年6月10日、ついに常設店「松屋PREMIUM 銀座店」がオープンしたのです。
松屋フーズにとっては創業60周年、松屋銀座にとっては開店100周年記念企画の成功を受けての出店。両社にとって、記念すべきタイミングでの「W松屋」実現となりました。
実際に食べた人の評価は?
2026年6月10日のオープン当日、松屋PREMIUM銀座店には50人以上の行列ができたと報じられています。では、実際に購入した人たちの評価はどうなのでしょうか。
価格についての評価
「1,390円の牛めし」という価格設定については、当然ながら賛否両論があります。通常の松屋の牛めし並盛が460円前後であることを考えると、約3倍。「高い」と感じる人がいるのも当然です。
しかし、「神戸牛」という最高級ブランド牛を使っていることを考えると、むしろリーズナブルという見方もできます。一般的なレストランで神戸牛を使った料理を注文すれば、この価格では食べられません。「百貨店の弁当・惣菜売場」という立地を考えても、妥当な価格設定と言えるでしょう。
味についての評価
実際に食べた人からは、「通常の松屋とは別物」「肉の質が全然違う」という声が多く聞かれます。特に、神戸牛ならではの柔らかさと旨み、そして焼き上げることで生まれる香ばしさが高評価を得ています。
「価格は高いけど、その価値はある」「特別な日のご褒美として最高」という肯定的な意見が目立ちます。一方で、「毎日食べるものではない」という意見も。まさに、松屋PREMIUMが狙う「ハレの日需要」「特別感」というコンセプトが受け入れられている証拠と言えるでしょう。
利便性についての評価
百貨店の弁当・惣菜売場という立地については、「買い物ついでに購入できて便利」「手土産として持っていける」という評価が多いようです。テイクアウト専門という形態も、「自宅でゆっくり食べられる」と好意的に受け止められています。
営業時間が11:00〜20:00(日曜・連休最終日は19:30まで)という点については、「仕事帰りに買える時間帯でありがたい」という声がある一方、「もう少し早い時間から開いていてほしい」という要望も見られます。
松屋PREMIUMで注目すべき3つのポイント
最後に、松屋PREMIUMを語る上で外せない、3つの重要ポイントをまとめておきましょう。
1. 「高級感」と「親しみやすさ」の両立
松屋PREMIUMのテーマは「高級感と親しみやすさ」です。神戸牛という最高級食材を使いながらも、「松屋」というブランドの親しみやすさを失わない。この絶妙なバランスが、松屋PREMIUMの最大の魅力です。
価格は確かに高いですが、「手が届かない高級品」ではありません。「ちょっと頑張れば買える特別な一品」という位置づけ。この「手の届く贅沢」感が、多くの人の心を掴んでいるのです。
2. 「ここでしか味わえない」限定性
松屋PREMIUMのメニューは、すべて松屋銀座限定です。通常の松屋では絶対に食べられない特別なメニュー。この限定性が、「わざわざ行く価値」を生み出しています。
今後、他の百貨店にも展開される可能性はありますが、当面は「松屋銀座でしか買えない」という希少性が、ブランド価値を高めています。
3. 外食業界の新たな可能性
松屋PREMIUMの挑戦は、外食業界全体にとっても注目に値します。「低価格チェーン」というイメージが定着したブランドが、高価格帯の新業態で成功できるのか。この実験は、多くの外食企業にとって重要な示唆を与えるでしょう。
もし松屋PREMIUMが成功すれば、他の牛丼チェーンや飲食チェーンも、同様の高級ライン展開を検討するかもしれません。「安さ」だけでない、新しい価値提供の形が広がる可能性があるのです。
ネット上で広がる反応と注目の声
松屋PREMIUM銀座店のオープンは、ネット上でも大きな話題となっています。SNSや口コミサイトでは、実際に訪れた人たちのリアルな声が数多く投稿されています。
松屋銀座の松屋PREMIUM、神戸牛牛めし1390円食べてきた!通常の松屋とは別次元の美味しさ。肉の質が全然違う。確かに高いけど、神戸牛でこの価格なら納得。特別な日のご褒美にまた買いたい。
X(旧Twitter)より
この方のように、「価格は高いけど価値がある」という評価が目立ちます。神戸牛という最高級食材を使っていることを考えれば、1,390円は決して高すぎる価格ではないという認識が広がっているようですね。
松屋のプレミアム業態、めちゃくちゃ面白い試み。百貨店×牛丼チェーンという意外な組み合わせが新鮮。オープン初日に行ったけど、女性客がかなり多かった。通常の松屋とは客層が全然違う。
Instagram投稿より
この投稿が指摘しているように、松屋PREMIUMでは通常の松屋とは異なる客層が見られるようです。百貨店という立地を活かし、女性客やシニア層など、新しい顧客層の開拓に成功している様子がうかがえます。
W松屋コラボが7年越しで実現とか、ロマンがある。同じ「松屋」という名前を持つ2社が、それぞれの強みを活かして新しいものを作り出すって素晴らしい。これが成功したら、他の業態でも面白い展開が期待できそう。
はてなブックマークのコメントより
7年という構想期間を経て実現した「W松屋」コラボレーションのストーリー性に、多くの人が感動している様子です。単なる商品販売を超えた、ブランド同士の協働という視点でも注目を集めています。
松屋PREMIUM、肉倍量神戸牛牛めし2080円に挑戦!ボリュームがすごい。これは完全にハレの日用。毎日は無理だけど、月に一度のご褒美として最高のクオリティ。百貨店の弁当としても遜色ない仕上がり。
食べログの口コミより
2,080円という最高価格帯のメニューについても、「特別な日のご褒美」として受け入れられています。「毎日は無理だけど、たまには」という位置づけが、まさに松屋PREMIUMが狙うコンセプトと合致していますね。
松屋がここまで高級路線に振り切るとは思わなかった。でもこの挑戦は応援したい。外食業界全体が「安さ」だけの競争から抜け出すきっかけになるかもしれない。品質にこだわった商品で適正価格をもらう、という当たり前のビジネスモデルが広がってほしい。
noteの記事より
外食業界全体の視点から、松屋PREMIUMの挑戦を評価する声も多く見られます。「安さ」だけでない価値提供の形が、業界全体に広がることへの期待が感じられますね。
これらの声からも分かるように、松屋PREMIUMは単なる「高い牛めし」ではなく、新しい価値提案として多くの人に受け入れられているようです。価格に見合った品質と、「特別な日」という明確な利用シーン設定が、成功の鍵になっていると言えるでしょう。
まとめ:松屋PREMIUMは「特別な日」の新定番になるか
2026年6月10日にオープンした松屋PREMIUM銀座店。神戸牛牛めし1,390円をはじめとする高価格帯メニューで、牛丼チェーンの新しい可能性に挑戦しています。
営業時間は11:00〜20:00(日曜・連休最終日は19:30まで)。松屋銀座地下1階の弁当・惣菜売場という立地を活かし、女性やシニア層など新しい顧客層の開拓に成功しつつあります。
メニューは神戸牛牛めしシリーズを中心に、国産黒毛和牛や国産豚を使った惣菜、創業ビーフRichカレーシリーズなど全7品目。価格は1,050円から2,080円と、通常の松屋と比べて約3〜4倍の高価格帯ですが、「特別な日のご褒美」「ちょっと贅沢したい日」の選択肢として、多くの人に受け入れられています。
7年越しで実現した「W松屋」コラボレーション。松屋フーズ創業60周年、松屋銀座開店100周年という節目に誕生した松屋PREMIUMが、今後どのような展開を見せるのか。外食業界全体にとっても注目の新業態です。
銀座でのお買い物や散策の際には、ぜひ松屋PREMIUM銀座店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。通常の松屋では絶対に味わえない、特別な牛めし体験があなたを待っています。