
セブン‐イレブンが2025年12月から一部店舗で始めた無料パウダースペース「POWDER SPACE loven(ラブン)」が話題になっています。コンビニの店内でメイク直しやヘアセットができる、というこれまでにない試みに注目が集まっていますが、「実際にどこの店舗にあるの?」「どんな設備が使えるの?」「予約は必要?」といった具体的な情報を知りたい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、セブン‐イレブンのパウダースペース「loven」について、設置店舗の一覧から具体的な設備内容、利用方法、そしてこのサービスが生まれた背景まで、詳しくご紹介していきます。
セブン‐イレブンのパウダースペース「loven」とは?
「POWDER SPACE loven(ラブン)」は、セブン‐イレブンが店内に設置した無料で使えるメイク・身だしなみスペースです。2025年12月から一部店舗で設置が始まり、2026年2月2日に公式発表されました。
このサービスのコンセプトは「いつでもかわいい自分に戻れる場所」。通学前、バイト前、放課後、デート前など、外出先で「ちょっとメイク直ししたい」「髪を整えたい」と思ったときに、気軽に立ち寄れる場所として設計されています。
主なターゲットはZ世代女性
このパウダースペースは、主に10代後半から20代のZ世代女性をターゲットにしています。特徴的なのは、企画段階から女子高生・女子大生約100人が所属する「チームシンデレラ」というマーケティング組織が協力していること。空間のデザインや掲出物まで、実際にサービスを使う世代の監修が入っているため、Z世代のリアルなニーズが反映されています。
チームシンデレラのメンバーからは「コンビニとスーパーの違いはあまり意識していない。モノじゃなく"気分"を変えたい」「セブン‐イレブンを"遊園地"みたいな存在にしたい」といった声が寄せられており、単なる買い物の場ではなく、気分転換や自分を整える場としてのコンビニという新しい価値が提案されています。
パウダースペース「loven」の設置店舗一覧
2026年6月時点で、パウダースペース「loven」が設置されている店舗は以下の通りです。
東京都内の設置店舗
- 九段南大妻通り店(東京都千代田区)
- 町田玉川学園5丁目店(東京都町田市)
- 多摩センター駅西店(東京都多摩市)
関東エリアの設置店舗
- 横浜ランドマークプラザ店(神奈川県横浜市)
- 松戸常盤平駅前店(千葉県松戸市)
関西エリアの設置店舗
- 深草西浦5丁目店(京都市伏見区)
これらの店舗は、大学や高校が近いエリア、駅前、商業施設内など、若年層が多く行き交う場所が選ばれています。公式サービスページには順次拡大中と記載されており、今後さらに設置店舗が増えていく可能性があります。
パウダースペース「loven」の設備を詳しく解説
実際に「loven」にはどんな設備があるのか、詳しく見ていきましょう。
3段階調光付きライトミラー
パウダースペースの中心となるのが、3段階に明るさを調整できる調光付きライトミラーです。自然光に近い明るさから、夜のシーンに合わせた明るさまで調整できるため、どんな時間帯でもメイクの仕上がりを確認できます。外出先でメイク直しをするとき、照明の明るさが合わなくて困った経験がある方には嬉しい機能ですね。
ヘアアイロンレンタルスポット「ReCute」
パウダースペースには、ヘアアイロンのレンタルサービス「ReCute」が併設されています。こちらは有料サービスですが、ストレートと巻き髪の両方に対応したヘアアイロンを借りることができます。急な予定が入ったときや、雨で髪が崩れてしまったときなど、外出先でヘアスタイルを整えられるのは便利です。
メイクやヘアセットがしやすい空間設計
店内の奥にカーテンで仕切られた半個室タイプのブースで、広さは畳半分程度。コンパクトながら、コンセントや台が設置されており、メイク道具を広げたり、スマホを充電しながら身だしなみを整えたりできる設計になっています。
パウダースペースの利用方法・利用時間
利用料金は基本無料
パウダースペース「loven」の利用料金は基本的に無料です。ただし、ヘアアイロンレンタルサービス「ReCute」を利用する場合は有料となります。
利用時間は原則24時間
多くの店舗では24時間利用可能ですが、九段南大妻通り店のみ利用時間が7:00〜22:00となっています。店舗によって利用時間が異なる可能性があるため、利用前に確認することをおすすめします。
予約は不要・空いていれば自由に利用OK
パウダースペースの利用に予約は必要ありません。空いていれば自由に入って利用できます。ただし、個室または半個室のため、先に利用している人がいる場合は待つ必要があります。学校帰りの時間帯や週末などは混み合う可能性があるので、時間に余裕を持って訪れると良いでしょう。
なぜセブンはパウダースペースを設置したのか?
コンビニにメイクスペースという意外な組み合わせですが、セブン‐イレブンがこのサービスを始めた背景には明確な戦略があります。
若年層の来店比率低下という課題
コンビニ業界全体で、10代〜20代の来店比率が低下傾向にあります。セブン‐イレブンも例外ではなく、若年層の来店頻度減少が課題となっていました。商品ラインナップは充実しているものの、若年層の「サービス体験」のニーズに応えきれていないという認識があったのです。
「買い物の場」から「気分を整える場」へ
パウダースペースの設置は、コンビニを単なる「買い物の場」から「自分を整えて気分を切り替える場」へと進化させる試みです。若年層の生活動線上に「いつでもかわいくなれる場所」をつくることで、立ち寄る理由を増やし、中長期的にはブランド好感度やロイヤルティの向上につなげる狙いがあります。
これは単純な物販から、「気分転換の場」「立ち寄る目的」を提供する"場"ビジネスへのシフトとも言えます。コンビニという業態の新しい可能性を探る、興味深い取り組みですね。
Z世代が作ったコンビニサービスという意味
このパウダースペースの最大の特徴は、企業主導ではなく、実際にサービスを使う世代が企画段階から参加している点です。
チームシンデレラのメンバーは、日常生活の中で感じる「あったらいいな」を企業に提案するマーケティング組織。彼女たちが参加したことで、企業側だけでは気づきにくい若年層のリアルなニーズが形になりました。
「コンビニを遊園地みたいな存在にしたい」という学生側のコメントからは、単なる便利さだけでなく、楽しさや心地よさを求めるZ世代の価値観が伺えます。これは、共創型のサービス開発という点でも注目に値する事例と言えるでしょう。
今後の展開予定は?
2026年6月時点では、パウダースペースは東京・神奈川・千葉・京都の計6店舗に設置されています。公式サービスページには「順次拡大中」と記載されており、学生の多いエリアを中心に、今後さらに設置店舗が増えていく見込みです。
テスト導入から実験的な拡大フェーズに入っていると考えられるため、利用者の反応や利用状況を見ながら、設置エリアや店舗数が調整されていくでしょう。
利用者・SNSの反応
コンビニにパウダースペースって画期的!学校帰りにちょっと寄ってメイク直しできるのめっちゃ便利そう。
SNSユーザーの声
Z世代を中心に、「こういうサービスを待っていた」という前向きな反応が多く見られます。特に学生からは、放課後の予定前に立ち寄れる場所として高く評価されているようです。
無料で使えるのがすごい。駅前のパウダールームって有料が多いから、コンビニで無料は助かる。
SNSユーザーの声
利用料金が無料という点も、大きな魅力として受け止められています。駅や商業施設のパウダールームが有料化される中、気軽に立ち寄れる無料スペースの価値は高いと言えそうです。
ヘアアイロンまで借りられるの便利すぎ。雨の日とか急な予定のときに使いたい。
SNSユーザーの声
ヘアアイロンのレンタルサービスも好評です。急な天候の変化や予定変更に対応できる設備があることで、より実用的なスペースとして認識されています。
近くの店舗にもできてほしい!設置店舗がもっと増えたらいいな。
SNSユーザーの声
一方で、現時点では設置店舗が限られているため、「自分の地域にも欲しい」という声も多く上がっています。今後の展開に期待が集まっているようです。
まとめ:コンビニの新しい価値を提案するパウダースペース
セブン‐イレブンのパウダースペース「loven」は、コンビニという身近な場所に「自分を整える場」という新しい価値を提案するサービスです。2025年12月の設置開始から、東京・神奈川・千葉・京都の計6店舗で展開されており、今後さらなる拡大が期待されています。
調光付きライトミラーやヘアアイロンレンタルといった充実した設備を、基本無料で利用できるのは大きな魅力。予約不要で24時間利用可能(一部店舗を除く)という手軽さも、忙しいZ世代のライフスタイルにマッチしています。
Z世代女子が企画段階から参加した共創型のサービス開発という点も注目ポイント。企業主導ではなく、実際に使う世代の声が反映されているからこそ、リアルなニーズに応えられるサービスになっているのでしょう。
コンビニ業界の新しい試みとして、パウダースペース「loven」の今後の展開から目が離せません。お近くに設置店舗がある方は、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。